2012-9/7|金|15:47
節電の8月。使用電力の限界を知らせるデマンド警報音が事務室に鳴り響き、一斉に不必要な照明を消す作業を全館で行って来ました。節電努力の甲斐があったようで、関西では計画停電はなく、無事に8月が終わりました。原発稼働は必要無かったのではないか。そんな声がいたるところから聞こえてきます。私は、デンマークのように自然エネルギーへの転換を図るべきであり、日本のエネルギー政策は転換されるだろうと確信しています。
さて、9月1日、防災の日・・・・「この日、何の日?」 最近では、“東日本大震災3.11” そして、“阪神大震災の1.17” 私達にとって忘れられない日。そして、この世でも、あの世でも、その世でも信じられないような災害が世紀を越えてやってきた日であると思います。
1923年(大正12)9月1日、関東大震災は、M7.9の相模湾での地震災害ですが、その様子は、今、高齢になられた方や記録写真から当時の様子をうかがい知るのみ。しかし、東日本大震災は、現代に生きる私達に巨大地震と大津波のとてつもないエネルギー、その怖さを見せつけました。「てんでこ」・・・・てんでばらばら、自分のいのちは自分で守る。大津波からは、高い所へ逃げるしかない!という伝承への関心を改めて考え、意識を高めました。
8月30日、各紙、TVで報道された南海トラフ大地震の被害想定は、最大級でM9.1で震災死32万人。世紀のを越えた巨大地震に私達は、どう立ち向かっていくのか。
私達、西宮市内の特養ホームは、西宮市と防災協定を施設ごとに結び、震災に向い合い、市内の高齢者をいかに救済するのか。甲寿園も、福祉避難所としての準備を進めて参ります。職員には、防災教育を地道に行い、自分のいのち、家族のいのちを守り、地域に暮らす高齢者とともに「減災」。そして、いち早く甲山の甲寿園に到着して、福祉避難所の機能を発揮することが大事な事だと考えています。
重苦しい震災予想に打ち勝って、日々の暮らしを楽しく、豊かに充実した生活ができるよう努力したいものです。
神戸市神出町では、べりーA・ブドウが実り、先日、ブドウを堪能して参りました。きれいな色、甘い果汁。美味しかった。