2012-10/6|土|15:53
災害時、介護が必要な要援護者は避難所での生活が困難なため、西宮市と市内にある特別養護老人ホーム全16施設と協定を締結いたしました。平成24年、10月5日西宮市本庁舎にて、「西宮市 災害時応援協定 締結式」があり、甲寿園園長、私を含む市内全16施設の長が出席。西宮市、河野昌弘市長より感謝状を頂きました。南海トラフを震源とする巨大地震、大津波が必ず発生する状況もあり、NHKによるニュース報道もありました。市内16施設が協力し合い、津波被害想定のあるJR線より南部地域の特養ホームは、すでに津波対策・防災訓練を実施。西宮南部と北部の特養が互いに連絡しあいながら、災害時、大きな役割を担って参りたいと思います。
2012-10/6|土|15:52
平成24年10月6日(土) ヘルパー2級(介護員)課程養成講座が開講し、13名の受講生が総合相談支援センター多目的室に通学してきました。平成12年度より開講し、今回で14回目となり、276名の皆様にヘルパー2級資格証を発行させて頂いています。平成25年2月23日(土)までの間に、甲山福祉センター職員による講義、特別養護老人ホームにしのみや苑、甲寿園での演習・実技を懇切丁寧に行い、質の高いヘルパーを養成いたします。今回の養成講座は、8月1日開設しました総合相談支援センター・多目的ホールを使用します。演習・実習は、特別養護老人ホームにしのみや苑、甲寿園で行います。厚生労働省は、ヘルパー2級については、今年度限り、来年からは、介護職員初任者研修(ヘルパー2級同等資格)に変わります。法人設立53年、半世紀以上培って参りました介護の力を、市民の皆様に提供し、良質なヘルパーを養成して参ります。
2012-10/2|火|15:51
平成24年、100歳以上の高齢者が5万人を越えました。厚労省の調査では、男性6,534名、女性44,842名ということである。100歳以上の統計をみますと、昭和38(1963)年 153人、平成10(1998)年 1万人、平成15(2003)年、2万人、平成19(2007)年3万人、平成21(2009)年、4万人ということである。
我が国の百歳(100歳)以上の高齢者は平均寿命の伸びにともなって大きく増加している。2010年には、足立区で都内最高齢の111歳とされていた高齢者がミイラ化した遺体で見つかった事件(7月)をきっかけに所在不明高齢者の問題が浮上したため、この年は敬老の日に向け毎年公表されているこのデータも例年になく注目された。「無縁社会」という日本の家族、社会構造の問題がクローズアップされました。特別養護老人ホーム 芦花ホーム医師である石飛幸三先生の『平穏死のすすめ』(講談社2010年出版)、『平穏死という選択』(幻冬舎ルネッサンス新書2012.9出版) “「命を延ばす」だけが正しい事ではない。「看取り」の医師が提唱する自然な最後の迎え方”という書籍を最近、読み、特別養護老人ホームの施設長として、ターミナルケアを推し進める立場の者として、非常にスッキリしました。少し、抜粋をします。新書の方からですが、
186頁・・・・・・食べさせないから死ぬのではない、死ぬのだから食べないのだ・・・・・・
ハリソン内科教科書『Harrisonn’s principles of internal medicine, 17th edition』の
PART1「Introduction to Clinical Medicine」には、
「 Understanding that patients stop eating because they are dying, not dying because they have
stopped eating,can reduce family and caregiveranxiety. 」
(死を迎える人は、命を終えようとしているのだから食べないのだ。食べないから死ぬのではない。このことを理解することで、家族や介護する人は悩みを和らげられる)
ターミナル期の入居者への看護・介護職員の関わり方は、食事について、本当に悩みが多い。石飛先生の最近出版された新書版は、ぜひ、関係者、ご家族の皆様に読んでほしいと思います。
2012-9/24|月|15:50
2012年8月1日、開設しました総合相談支援センターは、子育てから障害児・者、高齢者までの総合的に相談支援するセンターとしてスタートいたしました。「子育てひろば」につきましても、準備を重ね、いよいよ、10月12日(金)より、月2回の予定で、開催することとなりました。当法人事業の安井保育園と児童発達支援センター 西宮市立北山学園の職員が中心となって運営を行います。そして、みんな、夢を膨らませています。
”あいあいひろば”で、みんなで楽しく遊びましょう!!
場 所 : 総合相談支援センター 多目的ホール
開設日時 : 9時30分~12時 (お好きな時間にご参加下さい)
持ち物 : お子様の着替えやお茶などの飲み物
参加費 : 無 料
駐車場は、ありません。
駐輪場はありますのでご利用できます。バギー等を置く場所もございます。
※ 詳しい内容は、PDFをご覧ください。
2012-9/12|水|15:49
敬老の日にあたり、新たに百歳を迎えられましたご入居の皆様、ご家族の皆様、ご長寿を心よりお祝いを申し上げます。
平成24年9月15日(土)、敬老の日をお祝いする“歓びの会”を甲寿園では、毎年、開催しています。
今年、百寿を迎えられる皆様は、5名いらっしゃいます。明治45年、大正元年生まれの皆様でございます。そして、すでに百寿を迎えられた方々は、103歳の方2名、102歳の方1名、101歳の方3名、いらっしゃいまして、甲寿園では百歳以上のご長寿の方は10名、暮らしていただいています。
ご長寿の皆様、そして、ご家族、関係者の皆様、本当におめでとうございます。
明治45年、大正元年(1912年)にあった出来事では、1月28日、白瀬中佐が南極大陸に日章旗を掲げ、富山では、米騒動が起こり、海外では、4月14日、大型客船のタイタニック号が氷山に衝突、沈没しました。7月30日、日本の近代化を進めた明治天皇が崩御されました。当時の流行歌では、「茶摘」・・・♪夏も近づく八十八夜♪と歌い、“♪今は山中、今は浜・・・♪「村祭」「村の鍛冶屋」「春の小川」などが流行したと言う事でございます。この懐かしい唱歌は、昭和30年代、私が子供だった頃、学校で先生のオルガンに合わせて、歌いました。
“百花百草”・・・・皆様は、私のような若輩から見ますと大変な時代にご活躍されたのだと思います。
9月13日、兵庫県阪神南県民局の方が来園し、ご長寿のお祝をさせていただきます。今年、お祝の5名の皆様、そして、百寿をすでに迎えられた5名の皆様がお揃いになると丁度“千年”となり、1世紀ですから、すごいなあ!素晴らしいなあ!皆様のご長寿を私ども甲寿園の職員が支援させて頂くことができるなんて、本当にありがたい事でもあると思います。