待ちに待ったショートステイ
みんなの笑顔がみたいから
[短期入所生活介護 | 援助員 東山 未来、田中 宏一、平山 敦子、松野 綾]
<キーワード>
レクリエーション
笑顔
ショートステイ
施設全体で実施する季節行事やレクリエーション以外にショートステイで実施するものにはバリエーションが乏しく、職員も時間ができたときにしかレクリエーションが行えていなかった。
ショートの利用者の方に楽しく、笑顔が多い生活を送っていただくように今年度はレクリエーションに力を入れ取り組みを行いました。
業務を見直し毎週水曜日の午後から45分程度の担当職員を決めてレクリエーションを行うことにした。
内容
- 学習問題(計算や漢字の読み書き・脳トレドリル)
- 体操(歌、早口言葉・リズム体操・職員と利用者と一緒にダンス)
- 毎月恒例のおやつ作り
- 流しそうめん(6月)(中庭にそうめん台を設置し行う。普段スプーンで食事をされている方が上手にお箸を使えたり会話もはずみました。)
- 花火(8月)(夏といえば花火ということで日が落ちてから行った。最初は怖いという方もおられたがいざ手持ち花火を持つと楽しまれていました。)
個々の利用者の状態やニーズに合わしたレクリエーションとまではいかないが利用中に自宅ではあまり経験できない楽しい時間を提供することができた。職員自身も担当で行うことにより、今までよりもバリエーションも増やす事を意識することができました。結果、利用者様からは、家で一人でいるよりここにいた方が安心して楽しく過ごせるという声も伺うことができました。
水曜日以外の利用者にはなかなかレクリエーションの時間の提供を広げていくことができていない為、時間や曜日を増やす事が課題である。それによって利用者の笑顔ももっと引き出せると思う。この取り組みにより職員のレクリエーションに対しての意識も高まったと感じた。利用者に関しては初回の方で緊張されていてもレクリエーションを通じて他の利用者や、職員と打ち解け笑顔が見られ楽しい時間を過ごす様子が見られた。今後も少しでも多くの方に「ショートに来て楽しかったよ。」「次回の利用はいつ?」楽しみにして頂けるようなフロア作りを目指していきたい。在宅介護支援という目的でショートでの生活を利用者に楽しんで頂き定期的な利用に繋げることによって家族の介護負担の軽減に結びつけたい。